99%の人に力をつけるには、行動が必要であろう。
何をどこで買うか、これは、お金がどこへ流れるのかということだけでなく、何を社会が必要としているのかという点でも重要であろう。
労働者をむちゃくちゃに使う社会が嫌ならそういう事業所からはなるべく買わず労働者の生活を重視する事業所からなるべく買うようにする。
一部の人にお金が集まるのが嫌なら、何が安いかや良い製品かなどで必ずしもそうはできないかもしれないが、その業界でシェアが多い所や様々な業種をまたいで経営していて大きな組織で一部の人にお金が集まる所ではなく、小さな店で買う。
田舎だったら、その地域の人が収入になるような所からなるべく買わないと、外にお金が出ていくような所から買うとどんどんと地域からお金が出ていくのではなかろうか。
小さな店が力をつけ、大きな組織ではなく小さな組織、個人になるべく近い単位が力をつけることによって、一人一人が重視されるようになってくるのではなかろうか。
労働者の生活を重視する事業所から多くの人が買えば、労働者の生活を重視する社会になるのではなかろうか。
何に、どこに、お金を払うか、何を使うかではなかろうか。お金を支払われていることに関して、どこに払われるようにするかではなかろうか。
一人一人がどうするかだ。これを読んだ人が、一人一人が小さなことでも実行していけばそのぶん社会は変わるのではなかろうか。