借金苦で自殺なんてくだらないことをする必要はない。自己破産すればよいのだ。自己破産は立派な制度である。制度に基づき手続きをするまでのことだ。制度を利用して悪いことはない。

　もし、自己破産が悪なら、その他の制度、子供支援制度や障害者支援制度など、様々な制度があり、恩恵を受けている人がいると思うが、それだって悪ということになるかもしれない。自己破産はただの制度である。自己破産自体、社会システムのなかでそういう人が社会構造上出ているのかもしれない。

　自殺せずに自己破産制度を利用すべきだ。自己破産はだだの制度である。

　金持ちの租税回避地を使った節税に関するパナマ文書が話題となっているが、合法的に節税するのが問題ないのであれば、しかしこれ、一般論で社会的に力が強いものが認める社会制度を使って節税しているのが問題ないのであれば、子供支援制度や障害者支援制度や自己破産だって一つの制度である。生活保護だって一つの制度だ。自己破産も生活保護も制度を利用しただけの話である。

　生活保護だって一つの制度である。

　自己破産や生活保護の制度を利用すればよいのは一つの話だが、国民が租税回避地を使った節税を認める社会をつくるかどうか、金持ちがあまり税を納めなくて良い社会構造にするのか（その分を金がない人が多く税を納めている可能性があります）、どんな社会を目指すのか、その辺をどうするかという問題もあるであろう。一人一人の意識、思考これが一人一人の行動につながり、それがどんな社会を作るかにつながるであろう。